15日、札幌市で行われたさっぽろレインボープライド。今年で24回目を迎え、性的マイノリティへの差別解消などを訴えてきました。
「あらゆる差別に『NO』を」。初めての開催から受け継がれるその思いの背景を取材しました。

今年のさっぽろレインボープライドには、およそ1000人が参加し、沿道は多くの人たちであふれていました。

 1996年開催時
「自分らしく生きることの当たり前さを皆にわかってもらえたら」

これは1996年、初めて札幌市で開催された時の様子です。

 鈴木賢さん(64)
「差別の解消とか、この主張ははっきり出している最初から。これは政治的なデモンストレーションなんだと」

美唄市出身で明治大学教授の鈴木賢さんは、自身もゲイの当事者として1994年に東京のパレードに参加、その2年後に札幌市での開催も実現させました。