では、グラウンドキーパーはどのような仕事をしているのでしょうか。その1日に密着させてもらいました。
午前10時、試合開始の8時間前からグラウンドキーパーの仕事が始まります。
最初に行うのは芝刈り。
芝は1日に約2ミリ伸びるので、毎日約2時間かけて24ミリにカットします。
芝刈りを終えると、この美しいゼブラ模様が浮かび上がります。


鵜飼さん、この美しい模様に魅せられて、グラウンドキーパーになったといいます。
踊るグラウンドキーパー 鵜飼陽太さん(25)
「プロ野球のスタジアムを見に行ったときに、芝の緑がキレイだったりとか、そこに引かれる白いラインだったりとか、スタジアムの美しさにほれ込んでしまった」
実は、芝の模様にはこんな秘密が…。
グラウンドキーパー 加古暁チーフ
「芝は同じ芝だけど、芝刈り機で倒すことによって、光の反射が変わってくるので、濃いところ薄いところという見え方になっている。見栄えよくが一番だが、作業もやりやすく、打球の転がりを邪魔しない工夫をしている」