騒動の最中に“政治資金パーティー”開く議員も 支援者の反応は?
一方18日、愛知県豊田市内のホテルには続々と人が集まっていました。
ロビーには「八木哲也国政報告会」と書かれた案内が。
開いたのは衆議院・愛知11区選出で自民党無派閥の八木哲也議員です。

参加者に話を聞くと…。
(参加者)
「(会費は)1人、2万円」
これも会費2万円のいわゆる「政治資金パーティー」です。
パーティー会場には自民党の石破茂元幹事長や、片山さつき参議院議員の姿もありました。
それにしても、この騒動の最中に八木議員は、なぜ政治資金パーティーを開いたのでしょうか。

事務所に聞くと「収支報告書にきちんと記載しているし、直前に延期にしてしまうと、ご迷惑がかかるので開催した」ということでした。
パーティーに参加した支援者らは、どう思っているのでしょうか。
(支援者)
「(この問題の中)よくやったなというのはあるが。八木さんも信頼できる人なので、そこまで気にする必要ないのかなと」
「内心は、ちょっとあるが…。(Q:内心「大丈夫かな」と思っていた?)ええ、まぁ来た以上は」

「政治資金パーティー」自体は悪いものではありませんが、有権者から注がれる厳しいまなざし。
12月初旬に、自民党は各派閥のパーティーの開催を当面自粛することを決めましたが、議員個人のパーティー開催には制限をかけていません。
一方、公明党は「実態解明と再発防止策が確立されない段階で、資金集めをするのは有権者の理解を得られない」として、党や所属議員が開く政治資金パーティーを当面自粛する方針。
また、立憲民主党は来年5月をめどに計画していた党の政治資金パーティーを中止すると表明していて、各党が難しい判断を迫られています。










