母親「他人の子どもでも私なら救急車を呼んでいる」

名古屋の小学校で、児童が顔面を骨折する大けがをしたにもかかわらず、学校が救急車を呼ばなかった問題で、男子児童が当時の状況を語りました。

(大けがをした男子児童)
「保健室の先生が僕にちょっときつい言い方で『目をぶったのになんで吐くの?』って言った。怒られている感じ。もうちょっと優しくしてほしいな」

5日午後1時過ぎ、名古屋市昭和区の小学校で、10歳の5年生男子児童が休み時間に友達をおぶって遊んでいたところ、転んで左目のあたりを強打しました。

男子児童は保健係のクラスメイトと保健室に行き、ものが二重に見えることを訴え嘔吐もしましたが、20代の女性養護教諭から「目をぶつけたのになんで吐くのか」などと言われて、救急車を呼んでもらえなかったということです。


救急車を呼んだのは、学校に駆け付けた児童の母親でした。

(男子児童の母親)
「(息子は)ベッドで寝ていたんですけれど、(顔色が)真っ青っていうか、血の気が引いている感じで、その時は『気持ちが悪い』と言って吐いていたので、誰が見ても親だからではなくて、他人の子どもでも私なら救急車を呼んでいる。怒りしかない」

男子児童は病院で緊急手術を受けて、8日退院する予定ですが、ものが二重に見える状態は、少なくとも3か月は続くと見られるということです。