町長が“恐怖心”抱いた手紙 出した職員の“真意”は
これはCBCが関係者から入手した手紙です。町長に11月24日、届けられたもので「辞職を表明しなければ2つの発言を公表する」という脅しともとれる内容が書かれていました。差出人にはアンケート調査を実施した職員の名前もありました。これを受けて井俣町長は。
(井俣町長 27日)
「先週末に、私のデスクに気になる手紙が届いていた。どう町長室に入ったのか気になったし、ちょっと心配した。少なからず私が(脅しに)感じたので警察に相談に来た」


町長は恐怖を感じたということで27日朝、警察に対応を相談しました。その後、手紙を出した職員に、私たちがその真意を聞いたところ「脅しのつもりはなく、すぐに辞任してほしいという気持ちで手紙を届けた」と話しました。
そして議会の採決が…
(議長 東郷町議会 午前10時過ぎ)
「井俣憲治町長の不信任決議を議題とする」
そして臨時会で井俣町長の不信任決議案が提出された27日の東郷町議会。
(不信任決議案に賛成 山下茂議員)
「ありえない人間性の欠落した言動の数々が確認されている。反省の色は見えない」
(不信任決議案に反対 加藤のぶひさ議員)
「不信任決議案を審議するにはあまりにも時期尚早。十分な調査もできていない。事の真偽がわかっていない」


16人全員が出席する中、賛成・反対の討論がおこなれました。可決には出席議員の4分の3以上の賛成が必要です。そして採決の時間。
(議長)
「井俣憲治町長の不信任決議案は否決されました」
賛成10人、反対6人で不信任決議案は否決されました。











