「オムツのサブスク」は保育士の負担軽減にも 今後について名古屋市は

(夏目キャスター)
「私の場合は、我が家から名前を1枚ずつ書いたりスタンプを押して持ってきてるんですけど、それが必要ないということですね」
(保育士)
「そうですね。それぞれのサイズに合わせて取り出し、オムツのはき替えをしています」

園児がくりかえし使っても余裕があるよう、園ではサイズ別に約1000枚のおむつを常備していて、保育士の負担軽減にもつながっています。
また、オムツは足りなくなる前に業者から直接届けられるため、買い忘れの心配もありません。

一方で、こんな声も…

(保護者)
「ここで使っているオムツが1種類しかないので、(子どもに)合うかどうかわからないので、(サブスクを)続けるか悩んでいる」
「金額が少し高くなっても(オムツの)選択肢があった方がいいと思う」

10月1日から導入したばかりですが、オムツが必要な園児のほとんどがこのサービスを利用しているそうです。

今後について名古屋市は…

(名古屋市 子ども青少年局保育部 三田真弘 課長)
「保護者・保育園のメリットがありますが、逆にデメリットもある可能性もあるので、そのような所を判断して(市内の公立保育園)全園での導入を考えていく」

オムツに関しては国もことし1月、育児支援として、保育所で出た使用済みのおむつを保護者が持ち帰るのではなく、保育所で処分するように指導。ごみ箱など処分費に補助金を出しています。