
和服姿で盤面を見つめる藤井八冠。
アメリカの半導体企業、AMDのCMです。
(日本AMD 関路子副社長)
「撮影時は暑い日で、我々もヘトヘトになっていた。ただ藤井八冠はまったく嫌な顔せず汗一つかかずに撮影に臨んでいたのが印象的でした」

藤井八冠は10代のころからAMDのパソコンを使って自宅で将棋を研究していて、その縁でスポンサーに。
去年、藤井八冠に最新のパソコンを贈ったといいます。
(日本AMD 関路子副社長)
「1秒間で将棋の局面が6000万手から1億手まで見ることができる」
1億手まで計算できるというハイスペックなパソコン…そのお値段は?


(日本AMD 関路子副社長)
「トータルで150万円ぐらい」
王座戦では将棋ファンの社員らが集まり、社内で応援しました。
藤井八冠の快挙を受けて、アメリカの本社でも将棋に興味を持つ社員が増えているといいます。


(日本AMD 関路子副社長)
「アメリカのメンバーも『将棋ってどういうものなんだ』と興味を持っている」
いまやパソコンを使った研究が当たり前になった将棋。
AMDは八冠達成を受けて、今後発売される最新のパソコンを提供することも検討中だということです。