新たに設けられた衆議院愛知16区で、公明党公認候補として出馬を表明していた伊藤渉衆議院議員が辞退を申し出たことが分かりました。

愛知16区をめぐっては、自民党と連立を組む公明党が、ことし3月に比例東海ブロック選出の伊藤渉衆議院議員の擁立を決めていて、自民党愛知県連は党本部の意向で独自候補の擁立を見送っています。
複数の関係者によりますと、伊藤氏が体調不良を理由に次の衆院選での立候補の辞退を申し出たことが分かりました。これを受け公明党では、新たな候補者として愛知県議会議員の犬飼明佳氏を軸に調整を進めているということです。

愛知16区は、衆議院小選挙区の10増10減に伴い新たに設けられ、犬山市や江南市、小牧市などで構成され、これまでに国民民主党と立憲民主党、日本維新の会が、候補者の擁立を決めています。