
名古屋市中区栄で建設が進んでいた中日ビルが新たに生まれ変わり、1日に竣工式が行われました。
(中部日本ビルディング 井戸義郎社長)
「栄の街全体のにぎわいを再生できるように、中日ビルに来たらワクワクできるなという楽しいビルにしたい」

歴史は古く57年前に誕生した中日ビル。
1974年には中日ビルに選手も集結し、ドラゴンズのリーグ優勝を祝いました。
沿道には多くの観客が。

最上階には床が回転し、食事しながら360度の眺望が楽しめる展望レストランがあり、屋上ビアガーデンも人気でした。
まさに栄のシンボルとして多くの人に親しまれてきましたが、2019年3月に建て替えのため閉館、一体どう生まれ変わるのか!

地下5階、地上33階建て、高さ約158メートルの高層ビルで、これまでの約3倍の高さです。
その内部も初めて公開され、地下1階から3階はショップとレストランエリアで、地下1階は栄の地下街とも直結します。

そして、7階にあるのが屋上広場で、ウッドデッキ中央には、かつての展望レストランのデザインを引き継いだ芝生があり、新たな中日ビルのロゴのモチーフにもなっています。

そして、もう1つ以前の中日ビルから受け継いだものが。
ホールや会議室などが入る6階の壁には、かつて玄関ホールの天井にあったモザイク画「夜空の饗宴」の一部が移設され、より間近で見ることができるようになりました。

また、24階から32階にはザ・ロイヤルパークホテル「アイコニック名古屋」が入ります。
客室数は246で、名古屋初登場となります。
ホテルのロビーからは名古屋駅方面が一望できます。
開業は2024年2月20日を予定、1日から予約受付がスタートしました。










