名古屋のタクシー 年内にも5年ぶりに値上げへ

(30代)
「財布が厳しいよね。(タクシーには)飲んだ帰りとか終電がない時に乗るけれど…」

名古屋の街で嘆きの声が上がったのは、タクシー運賃の値上げについてです。

ことし3月、名古屋のタクシー会社最大手の「つばめ自動車」は、初乗り「1.031キロ450円」を「1キロ500円」などとする、運賃改定を中部運輸局に申請していました。

他にも複数のタクシー会社が値上げ申請しています。

運賃改定のための国の審査には、対象エリアを走るタクシーのうち、改定を申請した会社の台数が7割を超える必要がありますが、名古屋地区を走るタクシーの9割が値上げ申請した会社の車両のため、今回審査基準を満たしたということです。

運賃の改定は2017年4月以来、5年ぶりです。

値上げに踏み切った理由は、コロナ禍での乗客の減少、燃料価格の高騰、キャッシュレス決済の導入で手数料の負担が増えたことなどです。

タクシードライバーの皆さんの聞いてみると…。

(タクシードライバー)
「(値上げは)僕らは聞いていない。まん延防止も明けて、よくなると思っていたが、やっぱりいきなりは出てこない。飲み方も変わって『家で飲んだ方が楽』と言うお客さんも多い」

「1リットルあたり20円くらい上がった。(燃料費の高騰で)『エンジンを止めてくれ』と言われている。『1日に60分以上止めてくれ』って」

今後、審査を経て、年内にも値上げされる見通しですが…

(タクシードライバー)
「値上げすると1か月~2か月は、お客さんが一気に減る。コロナで一番ひどい時があったから、それよりも悪くなることは絶対にない」