「名勝負」の新たな舞台へ


(青木まな記者)
「東海地方初の公式対局拠点。できるのは名古屋駅の目の前、ミッドランドスクエアです」


東京、大阪の将棋会館に続く、第三の公式対局場が名古屋に開設されます。

場所は、名古屋市中村区のトヨタ自動車名古屋オフィスの25階。天空で対局している気分が味わえそうな開放感あふれるスペース。


近日中に畳が敷かれ、6月に始まる、名人戦の予選に当たる順位戦の開幕局から使用されます。

「オフィスに対局場」とは意外な気もしますが、過去には結婚式場の荘厳なチャペルが対局の舞台になったこともありました。


藤井聡太五冠は順位戦の9局中6局が名古屋での対局になる予定で、この地方の将棋熱が一層高まりそうです。