(町議会議員)
「誰が見てもセクハラ行為であることは明らかであり、『嫌なら嫌とはっきり言ってもらえば良かった』という、被害者に非があるかのような発言を繰り返していることも、公務の信頼性を著しく失墜させる行為」
(町議会議員)
「町長は否定しており、事実確認ができていない以上、現時点では疑惑の状態にある。謝罪された行為以外事実でないと言うなら、週刊誌を告訴して欲しい。町民の名誉を回復して欲しいと話したが、拒否されましたね?なぜ訴えないのか、理解に苦しみます」
(町議会議員)
「第三者委員会をつくることに反対した。740万円はもったいない、出すのなら自分でやりなさい」

議員からは厳しい追及が相次ぎ、採決の結果、賛成7、反対2で可決されました。
辞職勧告決議は自発的な辞職を促すもので法的拘束力はありませんが、この結果に町長は…。

(岐阜・岐南町 小島英雄町長)
「粛々と公務をこなして第三者委員会の結論を待って対応したい。私の言い分が1つもない。私の言い分も聞いてもらって対応したい。(Q:調査委員会でセクハラと認定されたら辞職するか?)もちろんします」
町長は、町が設置した第三者委員会の調査結果が出るまでは辞職しない意向を明らかにしました。
第三者委員会は2024年2月に報告書をまとめる方針で、セクハラ疑惑を巡る混乱はしばらく続きそうです。

トップのセクハラ疑惑に対して町の人は…。
(岐南町民)
「一応、町長ですから。そんな人がセクハラということになると町民が納得しない。被害者がいるわけなので、はっきりしてもらいたい」
「(Q:調査費の740万円については?)めっちゃ高い。もう少し子どもや町に回すために削っても良いのではないか」