6月2日の大雨で2階建ての住宅が押しつぶされるなどの被害が出た、愛知県豊川市御津町。

土砂の撤去作業はまだ終わっていませんが、再び大雨の恐れがあり、警戒を強めています。
(近所に住む男性)
「(こちらが)いつ崩れてくるか。(土砂が)今でも、ちょっとずつ動いている」
被害のあった住宅のすぐ近くに住むという、こちらの男性。

自宅に伺うと…。
(近所に住む男性)
「へこんでいますでしょう。水が溜まっている。ここが崩落している」
6月2日の大雨の影響で、自宅裏の地面の2か所に割れ目ができ崩落したといいます。
現在は応急処置として、崩れた部分にブルーシートを被せていますが…。
(近所に住む男性)
「心配で…。また同じような大雨が降るということで、寝るのも怖いくらい」

(報告:竹下友彩記者)
「愛知県蒲郡市です。土砂崩れの現場には土のうが積まれ、あすにかけての大雨に対する対策が進められています」
市内185か所で土砂崩れが発生した蒲郡市。
通行止めとなっている道路では、9日にかけての雨で再び土砂が道路に流れ出ないよう、土のうを設置していました。

愛知県によりますと、通行止めが解除されるめどはまだ立っていないということです。
(蒲郡市民)
「生活は不便です。道路が寸断されているから」
先週、記録的な大雨となった地域では、すでに地盤が緩んでいる所があります。
少しの雨でも土砂災害の危険度が急激に高まる恐れがあり、注意・警戒が必要です。