視聴者の身近なギモンや地域の困りごとを徹底調査する「チャント!調査隊」。
今回は「母の日にもらったカーネーションを長持ちさせる方法は?」というギモンです。

母の日の5月14日、名古屋市中区の「名古屋園芸」には、花を買いに来る人の姿が見られました。

チャント調査隊に、愛知県在住の60代男性からギモンが寄せられました。
「毎年妻が子どもからカーネーションをもらいますが、すぐに枯れてしまうので、長持ちする方法が知りたいです」

お店でも、同じようなギモンの声が。
(お客さん)「どうしたらいいのかな」「玄関やリビングに飾ることが多いので、長期間愛でたい。1年もったら理想的ですけど」
1年は難しいかもしれませんが…そこで、カーネーションを長持ちさせる方法を、名古屋園芸 小笠原誓社長に伺いました。
鉢植えと切り花では置く場所が違う
まず、鉢植えのカーネーションについては、「窓辺のできるだけ日当たりの良い場所」に飾るのがポイントとのこと。
(名古屋園芸 小笠原誓社長)
「カーネーションというのは、とっても日光が好きな植物ですから、窓辺の日当たりのいいところで育てることが大事」

そして、水やりにも重要なポイントがあります。
(名古屋園芸 小笠原誓社長)
「水をかけるときは鉢カバーから出して、土の所にたっぷり水をかける。植木鉢の底から水が出なくなったらカバーに戻す。ということで、カバーの中に水を溜めないというのがポイントです」


鉢カバーに入った状態のまま水をかけると、鉢植えの底に水が溜まってしまい、根腐れの原因に。水やりの際のこのひと手間で、3週間ほどキレイな状態を保つことができるそうです。

一方、切り花の場合はこんな注意点があります。
(名古屋園芸 小笠原誓社長)
「切り花は温度が低いところ、例えば直接日光に当たらないようなところに」

切り花はこまめに茎をカット
鉢植えの場合と異なり、切り花の場合は高温多湿な環境だとバクテリアが繁殖し、茎の切り口が詰まって、水を十分に吸わなくなってしまうことも。
そのため直射日光を避け、3日に1回ほど茎の部分を2~3センチハサミで切ると、水の通りが良くなり、長持ちするといいます。

(名古屋園芸 小笠原誓社長)
「送っていただいた方のお気持ちを、頭にイメージしながら鑑賞していただくと、より花が、美しく見えると思います」
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