10日、トヨタ自動車は2023年3月期の連結決算を発表。
売上高は過去最高を更新しましたが、純利益と営業利益は減少しました。

(トヨタ自動車 佐藤恒治社長)
「一言で言うとクルマを作り、お客様に届けるのが大変難しい一年だった」

トヨタ自動車は2022年4月から2023年3月までの連結決算を発表。
売上高は販売台数の増加で、前の年と比べて18.4%増の37兆1542億円と過去最高を大幅に更新しました。
一方、純利益は資材価格の高騰などが影響し、14%減の2兆4513億円でした。

今年度の見通しについては半導体不足の影響が改善されることなどで、世界生産台数は過去最高の1010万台を見込んでいます。
営業利益は3兆円となる見通しで、実現すれば日本企業で初めてです。
また、次世代EVの開発を推進するため、5月15日に専任の組織を新設します。