愛知・知多市ではヘルメットの抽選会 当選者を選ぶのははがきで…
こうした中で、愛知県知多市では市民らに自転車用のヘルメット100個をプレゼント。9日朝、知多市役所で抽選会が行われました。

4月1日から自転車に乗るときのヘルメット着用が法律で努力義務になったことなどから、地元の交通安全協会が「積極的にヘルメットをかぶってほしい」と市民ら100人にヘルメットを贈ることを決めたのです。

1293人から応募があり、倍率は約13倍。抽選会では交通安全協会の会長と知多市長、知多警察署長が、それぞれ33枚ずつ応募はがきの中から選ぶと、最後の1枚を引いたのは知多警察署の交通課長。

(知多警察署 佐藤賢治 交通課長)
「安全に自転車に乗れるように、願いを込めて最後の1枚を引いた。頭に大きなけがを負うと死亡事故につながった、障害が残ったりする。命を守るアイテムとしてヘルメットを着用してほしい」
(知多交通安全協会 野村圭市会長)
「自分の命を自分で守るという意識を持って、ヘルメットをかぶってもらえたら」

愛知県ではことし、3月末までに1356件の自転車事故があり、去年の同じ時期と比べ39件増えています。