ゴールデンウィーク後半の4日、名古屋城は多くの観光客で賑わい、本丸御殿に入るための長い列ができていました。


一方、名古屋城では、こんな“意外なもの”も目当てに行列が。大谷翔平選手の直筆サインが入った「松の切り株」です。


侍ジャパンが壮行試合で名古屋を訪れた際に書いてもらったもので、現在、本丸御殿に展示されています。4日正午時点で、待ち時間が2時間を超える盛況ぶり。
(東京から訪れた人)
「こんなに並ぶんだと、入れないなと」
(静岡から訪れた人)
「きしめん店できしめんを食べてここに来た。混雑は嫌だが、平常に戻ったんだと少し嬉しい気持ちがある」
暑さも厳しく、売店ではアイスクリームを買い求める人も多く見られました。そんな中、こんな光景も…
名古屋城の天守閣は現在、2018年5月から木造復元事業や耐震性の問題を理由に閉館。現在、中に入ることは出来ません。

(埼玉から訪れた人)
「知らなかった。入る気満々で来たが、入れないと聞いてショック」
(東京から訪れた人)
「ここに来て知った。息子がシャチホコが見たかったらしくて、天守閣には登れなくてもいいよな?」


それでも、名古屋城には5月3日だけでも、およそ2万人が来場。さらに4日はきのうを上回るペースということで、名古屋のシンボル、金のシャチホコが輝く天守閣には上れなくても、かつての賑わいが戻ってきました。