(長谷部弘義さん)
「事故自体は覚えていないが、(事故後)病院で目覚めた時に小牧市民病院の天井が見えたことは覚えている」

墜落事故で長谷部さんは母を亡くし、自身も足や臓器に重傷を負いました。

あれから29年…、長谷部さんは5年前に結婚し、生まれた男の子は、もうすぐ2歳になります。

(長谷部弘義さん)
「嫌なことがあっても飛行機事故と比較して、これ以上悪いことはないなって。(母には)『息子、大きくなったよ』『自分も成長したよ』ということを伝えたい」