将棋の藤井聡太六冠(20)、地元で3連覇に王手とはなりませんでした。
23日、名古屋で行われた叡王戦五番勝負第2局で菅井竜也八段(31)に敗れ、1勝1敗のタイになりました。

(藤井六冠)
「こちらが攻めていったのが少し無理筋で、菅井八段にうまく受け止められてしまって完敗だったと思います」
「完敗」を認めた藤井六冠。23日、名古屋で行われた叡王戦五番勝負第2局を振り返りました。
第2局で、藤井六冠が初戦に続き連勝すれば、タイトル3連覇に王手となりますが…
(藤井六冠)「負けました」
23日は、先手の菅井竜也八段にペースを握られ115手で敗北。これで1勝1敗のタイとなりました。
(藤井六冠)「本局は早い段階でミスが出てしまったかと思うので、もっとしっかり読みの精度を高めて第3局以降に臨めれば」

その第3局は来月6日再び名古屋で。次は、名古屋市東区の老舗料亭「か茂免」が戦いの舞台になります。
その「か茂免」と言えば、おととし、藤井六冠が叡王初挑戦の時に対局した場所。さらに、去年は、第4局が開催される予定でしたが、藤井六冠3連勝でタイトルを防衛したため、対局は行われず祝賀会だけが行われました。
