慢性腎臓病の新常識「腎臓と運動の関係」
一昔前までは慢性腎臓病の人は運動をしてはいけないと言われていました。しかし、近年では適度な運動がタコ足細胞や腎臓を守れるということがわかってきたそうです(※心臓病などの症状・持病によって運動制限のある場合は主治医にご相談ください)。
<運動がタコ足細胞を守れる理由は?>
適度な運動をすると血流が増加します。すると、血管内皮細胞から一酸化窒素(NO)が産生されるのだとか。一酸化窒素は、血管の内側から生み出される血管を柔らかくして広げる働きがある物質。これは、腎臓の毛細血管でも同じで一酸化窒素が生み出されることで、糸球体の毛細血管を柔らかくし広げてくれます。すると、血圧が弱まり、タコ足細胞が剥がれ落ちるのを防ぐことができるそうです。先生によると、運動はウォーキングから始めるのが良いとのこと。実際、慢性腎臓病患者が1日5000歩ほど歩いたところ、腎機能の維持・向上が見られたという報告もあるそうです。










