経験者から学ぶ「夏の脳梗塞」
発症は15年前の7月26日。最高気温は30℃近く。脳梗塞を経験した今枝睦宏さんが最初に感じた異変は「強烈なめまい」。その場に座り込んでじっとしていると、めまいは次第に治りましたが、左の手足が動かず立ち上がれなかったそうです。近くにいた家族に異変を知らせ、家族の運転する車ですぐに病院へ行くことになりました。車内では生あくびが頻繁に出ていたのだとか。発症から40分後に病院到着。すぐに治療が始まったそうです。
<生死を分けた運命の分かれ道(1)熱中症とは違う症状に気付いた>
脳梗塞と熱中症は、症状がよく似ています。そのため、めまいやふらつきだけでは熱中症と区別がつかないケースもあるのだとか。今枝さんの場合は、左手足が動かないことで普通の病気ではないと気がつきました。先生によると、身体の片側に現れた異変は脳梗塞を疑う重要なサイン。脳は左右に分かれており、それぞれ反対側の身体を司っています。右の脳に問題が起きると左半身に症状が、左の脳に起これば右半身に症状が出るそうです。
<生死を分けた運命の分かれ道(2)すぐ病院に行ったこと>
運命の分かれ道2つ目は、すぐに病院に行ったこと。ただし、先生によると病院へ行くのは自家用車よりも救急車の方が望ましいとのこと。その理由は、救急車であれば容態が急変しても症状悪化を防ぐため救急隊によって応急処置が施せること。さらに、移動中に専門病院と連携し、緊急性の高い場合などは病院到着後すぐの治療開始がしやすいからだそうです。
<夏の脳梗塞は発症の原因に特徴が!?>
夏に起こる脳梗塞は、血液の流れが悪くなって起こるタイプが多いそうです。脳梗塞の原因の1つが水分不足による脱水症状。脱水症状により血液がドロドロになると、細い毛細血管に溜まりやすく、血管が詰まる可能性があるそうです。
<脳梗塞で生あくびが出るのはなぜ?>
脳梗塞を発症して生あくびが出るのは、血管の詰まりによって脳の一部が酸素不足に陥るため、脳が酸素を取り込もうとしている現象だそうです。









