高速道路のETCカードは2001年スタート 25年立っても“二刀流”

本人の同意があれば、過去の診療情報など医療機関をまたいで共有できるため、医療の質が向上したり、救急現場での適切な応急処置に活用できたりとメリットもあると言われるマイナ保険証、より使い勝手が良くなるように、利用する国民、医療現場の声をしっかりと聞いてほしい。ただ、あまりにも拙速ではないだろうか。

今や9割以上の利用率を誇る高速道路のETCカード、スタートは2001年だった。しかし、20年以上経過してもETCレーン以外に一般レーンを設けている。そう、ETCカードへの移行も、未だに二刀流なのだ。

ただ、ETCの利便性を感じた国民が利用率を徐々に押し上げてきた。その時と同じように、国民の理解を得るためには、利便性の向上と浸透するまでの時間が必要と言える。しかも、そもそも、マイナンバーカード自体は、義務ではなく、あくまでも任意であることを忘れてはいけない。

【CBCテレビ論説室長 大石邦彦】