21日、愛知県大府市の市営住宅を訪れたのは、ウクライナから大府市内に住む日本人の父親を頼って、4月上旬に避難してきた山田美緒奈さん(19)。

ウクライナ避難民への支援で、大府市の市営住宅が無償で提供されることになり、部屋の内覧が行われたのです。

山田さんは、2歳のころに日本からウクライナに移り住んだため、日本語は話せません。

4月8日に避難民が集まる駅が爆撃され、子どもを含む50人以上が死亡した、ウクライナ東部のドネツク州に住んでいて、医者を目指し、去年9月に地元の大学に入学したばかりでした。

しかし、直後にロシアによる侵攻が始まったため、父親のいる愛知県大府市に避難してきたのです。

一通り部屋を見て回り入居を決めた山田さん。部屋のクリーニングなどが終わった後、入居する予定です。



(ウクライナからの避難民 山田美緒奈さん)
「広々とした部屋があるのが気に入りました」

(山田美緒奈さんの父親)
「率直に言ってありがたいです。ウクライナで大変な目にあって、追われて行くところがなくて来ている人が多いので、安心して生活することができる。その一歩で、このようにやってくれてすごく助かる」

(ウクライナの人たちが参加した日本語教室の様子)
「じゅうえん(10円)」

山田さんは20日、愛知県大府市がウクライナからの避難民を対象に開いた、日本語教室に参加。



買い物など、生活に必要な言葉を、声に出して読み上げたり、ノートを取ったりして不慣れな日本語に向き合っていました。

日本での避難生活が始まっていますが、現地のことが頭から離れることはないといいます。

(ウクライナからの避難民 山田美緒奈さん)
「気持ち的には落ち着いてきたが、ウクライナに残る親戚や友達のことが心配」