1984年の開校以来の恒例行事

大人も顔負けの技術です。13日、愛知県豊橋市の小学校で毎年恒例のリンゴの皮むき大会が開かれました。


制限時間40分で、どれだけ長くリンゴの皮をむけるか。豊橋市の富士見小学校では、手先の器用さや集中力を身につけてもらおうと1984年の開校以来、毎年この大会を開いています。ことしも1年生から6年生まで313人の児童が真剣な眼差しで熱戦を繰り広げました。

(女子児童)
「すごく緊張して切れちゃいました。85センチ」
(男子児童)
「初めて1メートルを超えられたので楽しかった」

優勝したのは、早々にリンゴを食べ始めたクラスメイトの中で、制限時間いっぱいまでむき続けた、5年生の蓑田かりんさん。

皮はできるだけ細く、ナイフは実の深くまで入れてむく作戦です。記録はなんと19メートル65センチでした。

(優勝した富士見小学校5年生 蓑田かりんさん)
「目標が19メートルだったのでうれしい。12月終わりくらいから1日1個くらいむいていた」

歴代2位の記録でチャンピオンとなった蓑田さん。来年は最長記録の20メートル19センチ超えを目指すということです。