「政党が変わったとしても私は何も変わっていない」

26歳。地元のホープのこの「寝返り」にこんな声が。

(岐阜・多治見市民 80代)
「こんなくら替えは びっくり」

(岐阜・多治見市民 70代)
「立憲民主党だったから応援するけれど、自民党だったら絶対応援しなかった」

(岐阜・多治見市民 30代)
「(移籍は)そこまで大きくは受け止めていない。同世代の人なので、どこへ行っても頑張ってほしい」

(岐阜・多治見市民 40代)
「政党が大きく力がある方に… (大きな政党に)入らないことには、自分の声が通らないというか“長いものには巻かれろ”じゃないけれど」


今井さんは今回の決断について、地元には丁寧に説明していくと言っています。

(前衆議院選挙で立憲から出馬した 今井瑠々氏)
「確かに私の手順が間違っていたり、皆様にご迷惑をおかけした点はあった。その覚悟で、これまで積み重ねたものを地元で生かしていくために必要な決断だった。政党が変わったとしても私は何も変わっていない。地域のためを思って、一番取り組みたい子育て支援・女性若者支援のために決断したことを真摯に伝えていく」

また活動資金650万円については「政治資金規正法に従って適切に対応したい」と返還するかについては明らかにしませんでした。

全国的に波紋が広がった禁断の移籍夢への近道なのか、はたまた茨の道になるのか。26歳の政治家人生は再スタートしました。

なお、定数2の岐阜県議選多治見市選挙区には、自民党公認の新人・友江惇(ともえ・あつし)さん(36)と無所属新人の判治康信(はんじ・やすのぶ)さん(46)が立候補を予定しています。