「水切り」の研究論文も 大切なのは「回転」と「傾き」
そもそも、石はどのように水面を跳ねるのか。実は水切りに関する学術論文も存在します。
それによると、重要なのは石の「回転」と、水面に対する「傾き」。高速の横回転は石を安定させ、水面との角度は「約20度」。これが最もスピードを落とさず、跳ねる回数も増えるといいます。
論文を書いた仙台高専総合工学科の永弘進一郎教授に、木子さんの水切りを見てもらうと…

(仙台高専総合工学科 永弘進一郎教授)
「1回目の衝突で石の姿勢が変わって、2回目の衝突の時にはうまいこと適切な角度になっているので、石が滑っている状態の時は石と水面の角度20度が回転によってきれいに保たれていて、水面を這うように滑るような状況が実現できている」

(木子さん)
「ただ川に石を投げているだけ。なのに、みんな水切りを見たら『わー!』って言う。心を突き動かす何かがそこにあるんじゃないですかね。見た人が感動するような水切りをしたい」
研ぎ澄ませた技と執念を、長良川の水面にぶつける時。いよいよ、大会本番です。










