中東情勢の緊迫化は、原油価格の高騰だけではなく、日本の医療現場にも影を落としています。

体の内部を撮影するMRI。例えば脳卒中や脳梗塞を診断するときなどには、必ずMRIが必要となります。
MRIの装置は強力な磁石を使っているため、常に低温に保たなければなりません。
その冷却に使われているのが液体ヘリウムで、今、このヘリウムの供給に不安が広がっています。
背景にあるのは、イランによるカタールのLNG、液化天然ガス関連施設への攻撃です。ヘリウムは天然ガスの生産過程で得られる資源。供給は中東情勢に大きく左右されるのです。
さらに、供給不足が長期化すれば、検査そのものにも影響がおよびかねません。











