ポンプによる緊急貯水も利用期間は約1か月か…

(ヘリレポート・勝野博之)
「(宇連ダムの今の様子は)ダムと言うより渓谷ですね、谷間」

宇連ダムでは、貯水率がゼロになったあとも、ダムの底の水をポンプでくみ上げる「緊急取水」が行われていますが…

(気象予報士・桜沢信司)
「大島ダムが貯水率0%になったらどうなる?」
(豊川用水総合管理所・近藤晶信水源管理所長)
「大島ダムもダムの底には最低水位以下のところに水が貯まっている。ダム底の水を活用して下流に放流する」

利用できるダム底の水は、約1か月分。ダムの上流部には、緊急取水に必要な発電機などが置かれ、準備が進められていました。

豊川用水の残る水は合わせて6.5% 「もしすべてがゼロになったら?」

豊川用水は、宇連ダムと大島ダムの他に7つの調整池で構成され、全体でも残る水は6.5%。その役割は水を貯めては使い、使っては貯めることを繰り返し、幹線水路を使って必要な場所に水を送ることです。最終的には、この調整池の水もポンプでくみ上げる必要が出てきそうと言いますが…

(気象予報士・桜沢信司)
「もしすべてがゼロになったら?」
(豊川用水総合管理所・近藤晶信水源管理所長)
「今全国的に渇水なので、(他の河川の水が)利用可能か調整し、可能な場合はそういった水をもらう話に今後なるかもしれないが、まだ調整を行っている段階」

こうした状況を受け、豊川用水の恩恵を受ける東三河の5つの市では、今月17日からは節水率が水道用水で25%、農業・工業用水で45%に引き上られていますが…

(豊川用水総合管理所・近藤晶信水源管理所長)
「さらなる節水率の引き上げなども含め、総合的に考えていかなければならない。風呂の水もそのまま流すのではなく、洗濯に再利用したり車の洗車に使うなど、そういった水の有効活用をしていただけたら」