悪性のできもの(2)日本人の皮膚がんの中で最も多くみられる「基底細胞がん」

<「基底細胞がん」とは?>
基底細胞がんは、皮膚がんのなかでも代表的ながんの1つ。皮膚がんの患者約3万人のうち3分の1が基底細胞がんと言われています。基底細胞がんは、表皮の一番下の層にある基底層などから発生し、黒い点が皮膚の表面に現れます。身体のどこにでもできますが、できやすい場所がTゾーン(額と鼻の周辺)。基底細胞がん全体の約4分の3はTゾーンにできており、ニキビや吹き出物と見間違うこともあるそうです。

<基底細胞がんの原因は?>
一番の原因は紫外線。そのため、紫外線が当たる顔に発症しやすいとされています。基底細胞がんは、60代以上から多くなり発症のピークは70代から80代前半。加齢とともに蓄積された紫外線ががん化のリスクを高めるのだとか。早期に発見できれば、治療も身体への影響、特に顔への影響も少なく済むそうです。

<基底細胞がんを見分けるポイント>
・吹き出物のようなできものが数か月以上治らない
・出血やかさぶたを繰り返す部分がある
・皮膚に光沢のある結節や黒っぽい斑点がある
・シミやホクロに変化(大きさ・色・形)が出てきた
皮膚の異変やできもの、おかしいなと思ったら早めに受診してください。