2026年シーズンは強竜打線復活!?

2025年シーズンのドラゴンズのホームラン数はセ・リーグ5位。得点はリーグワーストと貧打に泣いた。しかし、今シーズンは強竜打線が復活すること間違いなし!と言い切る根拠は本拠地バンテリンドームに新設された『ホームランウイング』にある。左中間と右中間が最大で6メートル狭くなり、フェンスの高さは1.2メートル低くなった。

長打力がウリのロマン砲・鵜飼航丞選手は「外野スレスレのフライがホームランになったり、フェンス直撃が増えたり」と期待を口にすれば、福永裕基選手も「野手にとってはプラスになることが多い」と歓迎ムード。一方の投手陣ではホームランウイングを目の当たりにした柳裕也投手は「今まですごく広かったんだなと思いました。狭くなったので意識を高めてがんばって、野手陣にはノビノビ打ってもらえればいい」と気を引き締めていた。

2015年にホームランテラスを設置した福岡ソフトバンクホークスの成績を調べてみると、前年は95本でリーグ5位だったチーム本塁打数が141本でリーグトップに。その後も強力打線でパ・リーグを席巻している。このときホークスの一員としてプレーしていた上林誠知選手はその効果を肌で感じている。「かなり狭いですね。これでいっちゃうんだ、ということがよくあった。変に意識しすぎずにやれればいいかなと思ってます」。侍ジャパンの壮行試合前のバッティング練習では大谷翔平選手もホームランウイングに叩き込みファンを喜ばせていた。

しかし、一方の守備面では懸念点も。浅尾拓也投手コーチが「ホームランが増えたりすると思うので。心配といえば心配」と不安を口に。それでも大野雄大投手は「僕ら(投手陣)も打たれるけど味方も打って。味方のホームラン数が上回るように、僕たちが1本でも少なく打たれないように投げたい」と前向きに話せば、木下拓哉選手は「打球方向関係なくどんなバッターでもホームランが出ると思うので。点を取れるし取られる計算を」と腹づもりは決まっていた。事実、ホークスは球場が狭くなったことで被本塁打2位からリーグワーストタイに。しかし、この年のホークスは打ち勝つ野球でパ・リーグ制覇と日本一に輝いた。大きな期待がかかる今季のドラゴンズ、主砲の細川成也選手は「いつも通りやってきた通り、試合をやりたいですね。Aクラス、優勝を見せないといけないと思いますし、ファンの皆様にたくさん勝ち試合を見せれるように僕もがんばりたいと思います」と浮上を誓っていた。