岐阜県郡上市で、正月の縁起物「南天玉」作りが最盛期を迎えています。

全国有数のナンテンの産地・郡上市では、鮮やかな色と艶が特徴の「郡上南天」を使った南天玉作りが最盛期を迎えています。

南天玉は「難を転ずる」とされ、玄関などに飾る正月の縁起物として親しまれています。

室温が高いと実が変色してしまうため、井藤利明さんの作業場では暖房をつけず、一つずつ手作業で鮮やかで美しい南天玉に仕上げていました。

(井藤利明さん)「飾る人が喜んでくれれば一番良い。満足してくれたらそれで十分」

南天玉は年末までに10個ほどを制作する予定だということです。