“県民性”分析の専門家にも聞いてみた

統計データを基にした県民性分析に詳しい、ディグラム・ラボの木原誠太郎さんに聞きました。

愛知県民のお賽銭予算の高さについて木原さんは、「一般的にケチと言われがちな愛知県民だが、『お金を出すところは出すし、出さないところは出さない』というマイペースでメリハリがついた県民性がある」と指摘。そのうえで「自分の人生を大切にしたい、向上させたいという欲求が強く、それがお賽銭という“神頼み”への熱量につながっているのかもしれない」と分析しました。

ちなみに今回、お賽銭予算1925円で第1位だった秋田は、共に発表された「ことしのクリスマスの予算(プレゼント代、食事代を含めた総額)」と「来年のおせち料理の予算」ランキングでも1位となり、年末年始の予算で“3冠”に!

秋田の”3冠”について木原さんは、「秋田県民はコツコツと仕事をこなす真面目な性格の人が多く、決して派手ではない県民性」と指摘。「だからこそ仕事とプライベートのON・OFFがしっかりとあり、年末年始やお盆といった季節のイベントを楽しみたいという人が多いのでは」と分析しました。

物価高がおさまらない中、迎える2026年。“ウマくいく年”になるように…あなたはお賽銭にいくら準備しますか?