残り約1.5キロメートルの工事が難航
ところが、大量の水に阻まれ工事が進まず、開通にめどが立たない状態が続いているのです。NEXCO中日本が撮影した工事現場の様子。岩盤から水が噴き出し掘削作業が出来ません。

(中日本高速道路 名古屋支社 岐阜工事事務所・室充所長 11月18日)
Q.どれくらい堀り進められている?
「北側から約1.6キロ、南側から約1.5キロ掘っていまして、全体4.7キロのうち3.1キロは掘り進められている。工事は約1.5キロ掘削が残っている。それを日々掘削している」

この場所は、養老の滝でも知られ地域に豊かな水をもたらす「養老山地」。そこを貫くトンネル工事です。全長の約7割は掘削できていますが、残り約1.5キロが難航しています。
(室所長)
「トンネルについては養老山地を掘っている。過去は養老山地を掘っている地下構造物が全くなく知見がない。水が出ていて時間を要している」











