クマ被害が続く中、岐阜県はドローンで対策に乗り出します。


(岐阜県・江崎禎英知事)
「攻めのクマ対策としてドローンによる追い払いをやりたい」
岐阜県によりますと、県内でのクマの目撃は先月末まで836件にのぼり、すでに昨年度1年間の674件を上回っています。
江崎禎英知事はきょうの定例会見で、今年度、人身被害が出た中津川市や高山市などで、今月から『クマよけドローン』を活用した対策に乗り出すと明らかにしました。

ドローンは犬の鳴き声を流したり、爆竹を鳴らしてクマを山に追い払ったりする仕組みで、北海道や群馬県の自治体で効果が確認されたことなどから、岐阜県も導入を決めました。
今後、地元猟友会と現地を確認した上で、飛行ルートなどを調整します。













