入社した職員にコメ50キロなどが選べるプレゼントキャンペーン
人が集まらない大きな理由には「報酬の低さ」があります。
厚生労働省の調査によると、介護職員の昨年の平均月給は30万3000円。前年からは3000円ほど増額しましたが、賃上げの流れが進む全産業平均と比べると、8万円ほど低く、大きな開きがあります。

さらなる介護報酬の引き上げがこの差を縮め人材確保にもつながれば…
事業者側の高市政権への期待は高まります。
(本田社長)
「給与も他産業と同じか、他産業よりも給与を高くしてほしい」
増え続けるコストを削る経営努力も続いています。
ここ2年で光熱費は1.5倍にふくらみ、入所者に提供する食費も1割増えました。
施設では、大きな水槽に熱帯魚を飼っていました。しかし、月5万円の費用がかかっていたため、10分の1の5000円で済むリクガメに変えたそうです。

また、人材確保もあの手、この手です。来月からは採用の際、紹介者と紹介されたそれぞれの職員に米50キロなどが選べるプレゼントキャンペーンに参加してもらう予定です。
Q.高市政権に期待することは?
(本田社長)
「安心して高齢者がサービスを受けられて、介護職員が安心して働き続けられる環境を実現してほしい」















