農水省官僚出身の新農水大臣は一転「需要に応じた生産」
さあ小泉さんからバトンを受け継ぐ、新農水大臣は鈴木憲和氏43歳。44歳の小泉さんより年下になります。
経歴がここポイントなんですが、農水省官僚です。初当選が2012年、いわゆる“小泉チルドレン”で、地元が山形(2区)なんです。趣味は「おいしいお米探し」。座右の銘は「現場が第一」ということで、「生産現場回ります」みたいな。
就任会見でこう言ったんで皆さんびっくりしました。「需要に応じた生産が原理原則。マーケットありきでの生産を考えていく」。つまり、これまでは増産だったんですけれども、「そうじゃないですよ」ということを言いました。

そして農水省もですね、今「減産方向」で考えているということなんですよね。
2026年産主食用コメ生産量の目安は711万トンとする方向。このあたり、農水省の官僚だったので、もしかしたら、もう話はできてたのかなという気もしますけども、現場の声はしっかりと吸い上げていただきたいと思います。