名古屋市は「特別区よりも特別市を目指す」

しかし、名古屋市が目指しているのは、特別区ではなく、特別市。

特別市とは「日本国→愛知県→名古屋市」ではなく、「日本国→名古屋市」となり、愛知県から独立し、都道府県と同等の権限を与えるということです。

特別市のメリットは、市の税収が増えること。
現在、名古屋市民が払っている税金は、愛知県にも…
しかし、名古屋市が特別市になることで、市民税はすべて名古屋市に入り、サービスも向上します。これを長年、名古屋市、横浜市、神戸市などが目指しています。

名古屋市がやろうとしてることは、今のところ大阪とは少し違うため、広沢市長は特別区をするなら、「副首都構想」に入ることは見送りと考えています。

三浦准教授は、
維新にとって『副首都構想』で、特別区必須という表現は、実は念願でだったのではないか。大阪都構想が2回大阪で否決されているので、これのリベンジなんじゃないかという見方もあると分析しています。
「副首都構想」は、今後どうなっていくのでしょうか?