「ガソリンの暫定税率廃止」に関しては12月中旬までに…
まずは「ガソリンと軽油の暫定税率の廃止」なんですが、ガソリンに関しては、臨時国会中12月中旬までに法案の成立を目指すとしています。
11月の1日最速で法案成立もできるんですけれども、それはやっぱり難しいということなんです。そして軽油に関して言いますと「来年度までの廃止が望ましい」と、表現がちょっとふんわりしていますね。ただガソリンは年内に安くなりそうだということなんですけれども、どのぐらい安くなるのか。

ガソリンは4割は税金と言われていますけれども、50年間、暫定ではなく乗っかってきたこの25.1円。これが廃止されるとどうなるのか。いま補助金10円入ってるんですけれど、これ補助金がない場合でいうと、1リットル当たり184.7円なんです。25.1円を引くと160円切って、159.6円というのは皆さん嬉しいのではないですか。これ年末年始にかけてということです。

では「年収の壁の引き上げ」についてはどうなのかということなんですが、これに関しては、今年年末をめどに制度設計を目指すとしています。国民民主の玉木代表は以前、年末までに控除額を引き上げて「年末調整で国民に返したい」とまで言っていたんですが、それは無理そうだということです。