防犯カメラは侵入盗の一部始終を捉えていました。9月28日の未明、明かりが消えた店舗に現れた不審な人物。レジの後ろに手を伸ばすと…

レジが開き、現金約9万円を盗んでいきました。時間にしてわずか11分の犯行でした。

現場になったのは愛知県稲沢市で、1日に約200個を売り上げる人気クレープ店。犯人は、店の裏にある通用口から何らかの手段で鍵を開け、店の中に侵入したといいます。

(究極の生クレームクレープ専門店 サンク・ミニッツ稲沢店 高野春花店長)
「(前日)ちゃんと鍵を閉めて帰っていた。従業員も朝、鍵を開けて入っていた。きれいに何も壊されることなく。という状態」

犯人はレジの中にある現金だけを奪っていったと言うことです。

(高野店長)
「結局、強固なレジとか金庫とか買っても、壊されたらまたお金がかかってしまうので(被害のあとは)そもそも現金を置かないし、レジを開けたままで帰っている」

店では他にも、センサー付きの照明を設置するなど対策を強化しました。

これは店舗での被害ですが、住宅なども含めた「侵入盗」の被害は実は10月が一年で1番多くなり、注意が必要な時期なのです。