愛知県の特別表彰を受けたのは、ノーベル賞…ではなく「イグ・ノーベル賞」の受賞者です。
人々を笑わせ、そして考えさせるような研究に対して贈られる「イグ・ノーベル賞」。


今年の生理学賞は…愛知県農業総合試験場に勤めていた、兒嶋朋貴さんたちの研究グループが受賞しました。
兒嶋さんらが研究したのは、「シマウマ」ではなく…ウシに白いスプレーでシマウマのような縞模様を描いた「シマウシ」。アブなどの血を吸う昆虫が寄りつきにくく、感染症の防止や、殺虫剤の使用を減らしたりする効果もあるということが分かったということです。

「イグ・ノーベル賞」の授賞式では、シマウマ模様のジャケットに着替えるなど、ユニークな場面も。
きょう、その成果をたたえ兒嶋さんらに愛知県特別表彰が授与されました。
