『説明不足でした』と言い逃れることもある

(加藤光弁護士)
「2時間じゃなくて1時間になっているのは、契約の重要な要素が合致していないので、契約が成立していないという解釈もできる。錯誤で契約が無効ということも法律的には言える」

一方で説明なしに、週末料金を加算していたことについては、違法性を証明することが難しく、泣き寝入りがほとんどだと言います。

(加藤弁護士)
「『説明不足でした』と言い逃れることもある。法に引っかからないギリギリのラインを狙っているのかなと」

愛知県警には今年に入り、ぼったくりなど料金トラブルに関する相談が180件と、過去10年で最多になり、被害総額は1億2000万円にのぼっています。警察は取り締まりを強化するとともに、ぼったくり被害の多くは客引きがきっかけだとして、安易について行かないよう注意を呼びかけています。