今や娯楽にもビジネスにも導入が進む「AI」。急速な進歩の最前線を取材しました。

大きな目に、細長い体。ちょっと不気味な変わったキャラクター、ご存知ですか?街で聞いてみると…

(50代男性)「知らないです」
(30代女性・50代女性)「知らないな。知らないです」

でも、若者や子どもの間では…

(10代)「知ってます。“トゥン トゥン トゥン サフール”」
(6歳)「トゥン トゥン トゥン サフール♪」

そして、日本だけではなく…

(ニュージーランド出身 18歳女性)
「トゥン トゥン トゥン サフール」
Q.はやっている?
「とてもSNSではやってます」
Q.なぜはやっている?
「流れている音楽が面白いから」

「トゥン トゥン トゥン サフール」とは、生成AIがつくったキャラクター。今年2月に公開されると、AIが何百万というユーザーに自動で推奨し、瞬く間に世界中に広がりました。

さらに、今年7月に公開された映画「ラストドリーム」。

「宇宙飛行士が地球上で繰り返される爆発に巻き込まれる」という内容の10分の作品です。しかし、人間が作ったのはストーリーだけ。

映像・音声さらに音楽も、全てAIがつくったものです。