台風シーズン間近の真夏の参院選、最大の台風の目となったのが参政党だった。公示日の前夜、神谷宗幣代表は私の取材に「5議席は獲得したい」。東京都議選で3議席獲得と、“躍進”したばかりとは言え、5議席でも上出来の数字だったはずだ。

それが選挙戦に入ると、参政党の勢いはさらに増し、“大躍進”を遂げた。その理由は何なのか?取材して見えてきたのは、参政党の意外な姿だった。