大量に水を使う地元の刃物メーカーは…

その関市にある刃物メーカーを訪ねました。1932年創業の「ヤクセル」は関市に本社を構え、さまざまな包丁を製造。その9割が海外向け製品でアメリカをはじめ世界30か国~40か国に出荷しているそうです。

(ヤクセル 櫻井康史工場長)
Q:この大きな機械は、何の機械?
「これは包丁の金属の部分を削る機械」
Q:液体が流れているのは?
「『研削液』といって、製品を冷やしながら加工する。水はたくさん使っている」

包丁の刃を削って磨きあげたりするのに1日に必要な水は約220リットル。水道料金は2か月で2万5000円ほどだと言いますが、今回、上水道の基本料金が4か月免除されることについては…。