相棒は、全国大会の優勝経験者

■6月23日:「中川警察署」

本番の3週間前から大会のための訓練に専念するという熱の入りよう。

現場担当の柴田さんは今回が初出場です。

(現場担当 柴田憲秀 巡査)
「現場に行って(目撃者などから)一番最初に話を聞けるのは自分。その状況をいかに見えていない本部に、早く正確に伝えるのが難しい。最初は何を言ったらいいか分からなかった」

指令担当として柴田さんを引っ張る髙見さん、実は…

9年前の大会で愛知県警の頂点に。さらにその年の全国大会でも優勝し、日本一の地域警察官に輝いたのです。

この時、髙見さんとペアだったのが竹内聡さん。今回は出場はせず2人の熱血指導にあたります。

(指導係 竹内聡 警部補)
「2人には常々『緊張しなくていいから、本番は俺が作る問題よりも簡単だから』と(伝えている)。競技だけにこだわるのではなく、実際の現場だったらどうだろう、本当の被害者だったらどうしてほしいか常に考えて、実際の現場を想定してやっていくことが大事」