SNS上で広がる子どもたちの性的な被害。SNS上にあふれる盗撮画像から地域や個人を特定し、警察や教育機関に通報する活動をしている、ボランティア団体「ひいらぎネット」代表の永守すみれさんは強い危機感を抱いています。

(ひいらぎネット 永守すみれさん)
「ネット空間上でなら同じような性的嗜好を持った人と集まることができ、児童への加害行為を正当化したり、お互いに称賛し合ったりする傾向がみられる」

SNS上に盗撮画像の「隠語」が…

永守さんによると、盗撮画像のSNSには特定の「隠語」が使われると言います。

(永守さん)
「『愛知鳥』って書いてある。愛知県内でやっている盗撮」
Q『鳥』とはどういう意味?
「鳥は盗撮の「撮」を訓読みすると“トル・トリ”と読む。それが転じて鳥の絵文字やバードが使われて、盗撮を表す隠語として使われている」

他にも「現役の児童や学生」を「原液」、「着替え」は「木変え」という表現に。中には隠語で学校や個人を特定できるようにしているケースも…。