中部空港で23日、未来に向けた大切な取り組みが始まりました。地球環境に優しい、ある「航空燃料」を使った飛行機が初めて飛び立ちました。
午前5時過ぎの愛知・常滑市の中部空港。到着したばかりの貨物機にトラックからホースが差し込まれていきます。一体、何が行われているかというと…
(平野菫記者)
「こちらの航空機では、家庭などで使われた油をもとにして作られた“燃料”が給油されています」
実は、23日に給油された燃料には、愛知県内の家庭などで使用した食用油をリサイクルして作られたクリーンな燃料、SAF(サフ)が含まれているのです。
