ドジャースの大谷翔平選手と真美子夫人の間に第1子となる女の子が誕生しました。大谷選手は2試合欠場して産休をとったということですが、日本のプロ野球選手にとって、シーズン中の試合を休むことは簡単な決断ではありません。今回、中日ドラゴンズの選手たちに「父親リスト(育児休暇制度)」についての考えを取材しました。

(若狭敬一アナウンサー)
取材では、まず4人のお子さんを持つ大島洋平選手に、最大3日間休める「父親リスト」制度があったら使うかを質問しました。

大島選手は「シーズン中は使わない、立ち会わないと思います」と回答。その理由として「試合を休んで他の人にチャンスを与えるわけにはいかない」と語りました。

特に若い頃は、数日欠場しただけで他の選手にポジションを奪われる可能性があるとのこと。ただ、「確固たる地位を築いて少々休んでも戻って来られるような、大谷選手のような立場なら使います」という意見が印象的でした。