土日の行楽地は各地で賑わいました。愛知県犬山市で2日間にわたって行われたのは、江戸時代から続く犬山祭。13輌の豪華絢爛な車山(やま)が犬山城下町を巡行、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

呼び物の一つは笛や太鼓の音に合わせたからくり人形の奉納です。咲き誇る桜とともに錦絵を見るような美しさと言われています。

(粟倉なつみ記者)「ここは国宝犬山城です。城内に入場するために多くの観光客が並んでいます」

祭りの日の犬山城もおおにぎわいでした。城内から眼下の眺めを楽しみたいという人できのうは、最大40分待ちの列が。地元観光協会によると例年、ゴールデンウィークなど長期の休み期間中は、2時間待ちの列が出来ることも…。

去年の犬山城の総入場者はおととしよりも7万人ほど増え65万2000人余りとなり、これまでで最も多くなりました。

(犬山市観光協会 後藤真司さん)
「日本中からだけではなく、海外からもいらっしゃいます。みんな喜んで帰っていきますから、とってもうれしいです。もともとはほとんど外国人の方の姿を見なかったので、すごくこの一年で目立つようになった」