来月1日開園のジブリパークの内覧会が行われ、先行オープンする3つのエリアをきお伝えしています。中でも「トトロ」と会える「どんどこ森」エリアは鉄道ファンも大注目です。


(CBCテレビ 古川 枝里子アナウンサー)
「ここから先がどんどこ森。トトロがいるのかしら、行ってみましょう」

11月1日に先行オープンする3つのエリアのうちの一つ「どんどこ森」です。

田舎に引っ越してきた一家の姉妹、サツキとメイが、子どもの時にしか会えないとされるトトロと交流する名作、『となりのトトロ』。



「どんどこ森」にあるのが2005年開催の愛知万博にあわせて再現された「サツキとメイの家」です。パーク整備を進める愛知県と、ジブリ作品をつないだ「ジブリパーク」の原点と言えます。

「穴あきバケツだ」


メイちゃんと同じようにバケツの穴をのぞけばどんぐりが見つかるかも?

「あ、どんぐり。本当にどんぐりがあった。あ、どんぐり。あら、本当にたくさんある」

“トトロの忘れ物”がたくさんありました。

そして、「サツキとメイの家」の裏山の一番上を目指して散策路を登っていくと…

「かわいい、大きいですね」

「どんどこ堂」という高さおよそ5メートル、トトロをかたどった木製遊具です。


中に入れるのは小学生までの子どもだけ。

「どんどこ堂」の中からは子どもたちしか見ることができない景色が広がるということですが…いったい、どんなジブリの世界観を感じることができるのでしょうね。

鉄道ファンも注目!昭和の懐かしの市電が…


そして、「どんどこ森」では鉄道ファンの間でも話題となりそうなことが…。

「『どんどこ森』ここまで歩いてきましたが、スロープカーができたんですね」。


散策路とは別に頂上に向かうスロープカーが走ります。ベビーカーや車椅子を利用する人たちが優先となりますが。

実はこの車両…かつての名古屋の市電がモチーフなんです。

活躍したのは昭和30年から40年代。「となりのトトロ」の時代設定とも重なっていて、スタジオジブリのこだわりがあらわれています。

そして、到着した頂上にある「どんどこ売店」ではここでしか買えない限定グッズが。もののけ姫の「シシ神」などが描かれたお守り袋や、「小(しょう)トトロ」の鈴をモチーフにした三州瓦の根付などが揃います。中には、こんなものも…


「トトロの熊手。おうちに飾ったら華やかですね」。お値段は、25,300円です。


この「どんどこ森」エリアは、他の2つの先行オープンのエリアからは歩いて20分ほどと少し離れているため、園内を走る無料バスで移動することもできます。